このページでは、成蹊大学が発表している「学生生活実態調査」を元に、成蹊大学に通う学生のアルバイト事情について解説していきます。
成蹊大学の学生の気になるアルバイトの収入や、アルバイトを行う理由についてなど、アルバイト選びに役立つ内容になっておりますので、ぜひお役立て下さい。
成蹊大学が発表している2010年度第3回学生生活実態調査報告書によると、成蹊大学の学生の平均月収は48,000円となっています。また成蹊大学の学生のアルバイトによる一ヶ月の平均労働時間は約55時間であり、これと平均月収を用いて平均時給の換算を行うと約873円となります。
この結果について、同じ都内に位置する東京大学の東京大学が発表している2012年の学生生活実態調査を用いて詳しく見ていきましょう。
東京大学の学生全体のアルバイトによる一ヶ月での平均収入額は、40,040円です。そして、月の平均労働時間が約39時間となっているので、時給に換算を行うと1,032円となります。
東京大学と成蹊大学の学生の平均時給を比較すると、成蹊大学の873円の方が東京大学の1,032円よりも159円だけ安いことがわかります。そして、平均労働時間に関しては成蹊大学が約55時間に対して東京大学は約39時間であるので、成蹊大学の方が16時間ほど多いです。よって成蹊大学の方が東京大学よりも平均時給が安いですが、平均労働時間に関しては成蹊大学の方が多く、その影響が大きいため一ヶ月の平均収入額では成蹊大学は48,000円と、東京大学の40,040円よりも7,960円高いことがわかります。
成蹊大学の学生が行っているアルバイトの平均時給は873円ですが、さらに高い時給で働きたいという方には家庭教師のアルバイトを始めることをおすすめします。厚生労働省が発表した平成26年度賃金構造基本統計調査によると、家庭教師の平均時給は1,821円となっており、成蹊大学の学生の平均時給873円よりも948円高いです。このことから家庭教師は効率良く稼ぐことができるアルバイトであるということがわかります。
成蹊大学の学生生活実態調査では成蹊大学の学生がアルバイトを行う理由に関するアンケート結果を発表しています。「旅行、レジャー」が47.6%、「コンパ、交際費」が42.7%、「生活費」が40.7%、「課外活動費」が38.6%、「携帯電話、インターネット費」が22.2%、「学費」が8.1%、「ダブルスクール」が3.4%となっています。
この結果については日本大学の平成24年度学生生活実態調査を用いて比較を行ってみましょう。
日本大学の学生のアルバイトを行う目的は割合の多い順に「生活費・食費のため」が47.2%、「旅行・交際・レジャー」が24.7%、「衣服購入のため」が21.8%、「社会勉強のため」が16.8%、「授業料・学費」が15.8%、「貯蓄のため」が14.9%となっています。
成蹊大学と日本大学の学生がアルバイトを行う目的では、旅行やレジャーに関する回答で大きな差があります。成蹊大学の割合が47.6%となっていますが、日本大学の割合では24.7%であり、成蹊大学の方が22.9%高くなっています。このことから成蹊大学の学生の方が、日本大学の学生と比較をして、アルバイトで稼いだお金を旅行やレジャーに使うことを目的にしている割合が高いことがいえます。
成蹊大学の学生がアルバイトを行う理由として、「旅行、レジャー」をあげる割合が最も多いという結果になっています。大学生になるとサークルや部活動などを通じて交友関係が広がり、「旅行、レジャー」などに出かける機会が増えるため、それに伴い交通費などといった出費が出てきます。そのため、「旅行、レジャー」に費やすお金を稼ぎたいという思いからアルバイトを始めるようです。
「旅行、レジャー」などといった娯楽には、お金だけではなく時間も多く割くため、自分の時間を持ちやすいアルバイトを行う必要があります。そのような方には家庭教師のアルバイトをおすすめします。家庭教師のアルバイトは時給が高いため、短時間でも効率的にお金を稼ぐことができ、また拘束時間も短いため自身の時間に力を入れられます。そして家庭との相談次第では、スケジュールに合わせてシフトを調整することも可能です。そのため、家庭教師のアルバイトは自身の生活を楽しみつつ、効率的にお金を稼ぐことができます。