このページでは、淑徳大学が発表している「学生生活実態調査」を元に、淑徳大学に通う学生のアルバイト事情について解説していきます。
淑徳大学の学生の気になるアルバイトの収入や、アルバイトを行う目的についてなど、アルバイト選びに役立つ内容になっておりますので、ぜひお役立て下さい。
淑徳大学が2013年に実施した第6回学生生活実態調査報告書では、淑徳大学の学生が行っているアルバイトの職種について紹介しています。
その内訳を割合の多い順に記載していくと「飲食店」が50.8%、「小売店等の商店の店員」が30.2%、「家庭教師・塾講師」が3.5%、「テーマパーク等のスタッフ」が3.4%、「福祉施設」が3.2%、「パチンコ店等の店員」が2.8%、「一般企業等の事務」が2.3%、「運送・配送」が1.8%、「工場での作業」が1.7%となっています。
上記の割合の結果は他の大学と比較をしてみるとどうでしょうか。東京大学が発表している2012年の学生生活実態調査を用いて違いを見てみましょう。
東京大学の学生のアルバイトの職種を割合の多い順に記載していくと、「塾講師」が30.3%、「家庭教師」が18.9%、「試験監督・採点」が15.8%、「販売セールス・サービス業」が12.8%となっています。
家庭教師、塾講師のアルバイトを行っている割合に関して大きな違いが見ることができました。淑徳大学が3.5%であるのに対して、東京大学は家庭教師、塾講師を合わせた割合は49.2%となっており、淑徳大学の方が東京大学よりも45.7%の差があることがわかります。
淑徳大学では家庭教師、塾講師のアルバイトを行っている割合は3.5%ほどとなっていますが、家庭教師のアルバイトは誰でも気軽に行うことができます。家庭教師のアルバイトは受験経験を生かすことがきるので未経験の方でも始めやすく、また会社によっては研修が行われるため授業の進め方に不安がある方でも安心して仕事に取り組めます。そのため、家庭教師のアルバイトは誰にでもおすすめできるアルバイトでしょう。
淑徳大学の学生生活実態調査では、学生のアルバイトを行う目的についても発表しています。
具体的には割合の多い順に記載を行っていくと「生活費」が65.9%、「交際費」が42.7%、「携帯電話代等」が40.8%、「旅行・レジャー」が39.5%、「通学費」が34.7%、「学費」が15.1%、「課外活動」が11.9%、「留学」が1.2%、「ダブルスクール」が0.6%となっています。
上記の割合については成蹊大学の2010年度第3回学生生活実態調査報告書で紹介されている成蹊大学の学生のアルバイトを行う目的のアンケート結果の回答の割合と比較してみましょう。
回答の詳細は、割合の多い順に「旅行、レジャー」が47.6%、「コンパ、交際費」が42.7%、「生活費」が40.7%、「課外活動費」が38.6%、「携帯電話、インターネット費」が22.2%、「学費」が8.1%、「ダブルスクール」が3.4%となっています。
両者のアンケート結果では「課外活動費」に関して大きな違いがあることがわかります。淑徳大学が11.9%ですが、成蹊大学では38.6%となっており、淑徳大学の方が成蹊大学よりも26.7%だけ割合が低いことがわかります。このことから淑徳大学の学生は成蹊大学の学生よりもアルバイト収入を課外活動に費やすことを控える傾向があることがいえます。
大学に進学すると部活やサークルなどの幅広いコミュニティに所属する機会が増加し、それに伴いさまざまな出費がかさんできます。そのためお金を稼ぐためにはアルバイトを行っていく必要がありますが、アルバイトを行っていくと時間を多く取られてしまうため、自身のやりたいことに専念できない場合があります。アルバイトにあまり時間を取られたくないという方には、家庭教師がおすすめです。家庭教師は短時間から働くことができるため空き時間に働くことが可能であり、また自分の予定に合わせてシフトの調整を行えます。そのためアルバイトに多くの時間を費やすことなく、自身の学生生活に力を注ぐことができます。