大学別　学生アルバイト徹底分析
～筑波大学編～

このページでは、筑波大学が発表している「学生生活実態調査」を元に、筑波大学に通う学生のアルバイト事情について解説していきます。
筑波大学の学生の気になる一ヶ月の収入や、アルバイトによる学業への影響など、アルバイト選びに役立つ内容になっておりますので、ぜひお役立て下さい。

筑波大学の学生の気になる収入は？

筑波大学が発表した平成24年度学生生活実態調査によると、筑波大学の学生全体のアルバイトの収入額は一ヶ月で18,000円となっています。また筑波大学の学生全体の月にアルバイトを行う時間はおよそ19時間であるので、時給換算を行うと947円ほどになります。

この結果を他の大学と比較を行ったときはどうでしょうか。筑波大学と同じ関東圏の国立大学である東京大学と比較を行ってみましょう。
東京大学の2012年の学生生活実態調査では、アルバイトを行っている東京大学学生全体の月あたりの収入額は、40,040円だと紹介しています。また、東京大学学生の一ヶ月での勤務時間が約39時間なので、時給に換算すると1,032円となります。

筑波大学の学生の月の勤務時間は19時間であり、東京大学の39時間よりも20時間少ないです。また筑波大学の学生の時給額は947円に対して、東京大学の時給額は1,032円であるので、筑波大学の方が85円安いです。筑波大学の学生の方が時給額も一ヶ月の労働時間も東京大学よりも少ないため、一ヶ月の収入額でも筑波大学の18,000円の方が東京大学の40,040円よりも22,040円安くなっています。

上記の通り筑波大学の学生の平均時給は947円となっていますが、家庭教師のアルバイトを始めることでさらに高い時給を望むことができます。厚生労働省の平成26年度賃金構造基本統計調査では、家庭教師の平均時給は1,821円だと発表しており、これは筑波大学の学生全体の平均時給947円と比較をして874円高いです。このことからわかるように、家庭教師のアルバイトは他業種と比較をして時給が高めに設定されており、これが家庭教師のアルバイトの魅力の一つとなっています。

筑波大学の学生のアルバイトによる学業の影響は？

筑波大学では学生がアルバイトによる影響がどれくらいあるかについての統計結果を発表しています。アルバイトによる学業の影響を割合の多い順に記載していくと「学業に支障はない」が61.6%、「学業に少し支障がある」が34.3%、「学業にかなり支障がある」が3.7%です。

こちらも他の大学と比較を行うとどうでしょうか。大阪大学の回答結果と比べてみましょう。
大坂大学の第23回学生生活調査では、大阪大学の学生のアルバイトの学業に対しての影響の回答の内訳は、割合の多い順に「学業に支障はない」が70.1%、「学業に少し支障がある」が26.4%、「学業にかなり支障がある」が3.2%となっています。

筑波大学と大阪大学の学生の回答で最も差異があるのは「学業に少し支障がある」であり、筑波大学が34.3%であるのに対して大阪大学は26.4%となっており、筑波大学の方が7.9%高いことがわかります。しかし、一方で「学業にかなり支障がある」と答えた学生の割合には差がほとんどみられず、筑波大学の学生が3.7%に対して大阪大学は3.2%であり、筑波大学の学生の方が0.5%高いという程度にとどまっています。

筑波大学の学生の約4割がアルバイトを行うことによる学業への影響を感じているようです。ほとんどのアルバイトは一日にまとまった時間で働かなければならず、自分の時間を犠牲にする必要があるため、学業に専念する時間を充分に確保できなくなってしまいます。そのため、筑波大学の学生の中にはアルバイトが学業の負担になってしまうと感じてしまっているようです。
そのように考えている学生には家庭教師のアルバイトがぴったりです。家庭教師のアルバイトは短時間から働くことができるため、学業を中心にしたいと考えている方にとって、時間的な負担が少なくすみます。また家庭教師のアルバイトで募集されている案件の中には、週ごとの指導日数が少ない求人もあるため、自身の学習スケジュールに合った働き方ができます。筑波大学という高学歴も生かすことができるので、家庭教師のアルバイトは筑波大学の学生にとっておすすめです。