神奈川県 藤沢市の

家庭教師アルバイト情報

私は文系科目が得意だったので英語・国語を中学２年生女子に教えていました。

お母さまが親切に「一人暮らしじゃ大変でしょう」と夕食を用意してくださって３人一緒に食べていました。

その女子はとてもおとなしい子だったので会話はもっぱらお母さまが私に話を振ってくれていました。

そのうちに理系科目も見てほしいということになりましたがその子は理系科目がとても苦手なようでなかなか説明が理解できないようでした。

ある日私は理科の試験範囲をかなり時間をかけてカラーペンを使ってまとめたものを持参していきました。

これなら一目瞭然、きっと良い反応があると期待していました。

ところが、彼女の反応はイマイチで反応はいつも以上に薄いものでした。

期待していただけにがっかりした私はイラッとしてしまい、いつになくきつい調子で説明を繰り返していたところ、一度もお目にかかったことのないお父様が珍しく早く帰宅されたようで、隣の部屋に入っていくのを感じました。

急に調子を変えるのも不自然と思いそのまま続けていたところ、お父様がいきなり入ってきて「もう来週から来なくていいから。」と言われてしまいました。

理不尽な思いを抱えながらも自分を責めて泣きながら帰宅しました。

優しい奥様に手料理のお礼もろくろく言えずに辞めざるをえなかったことが今でもほろ苦い想い出です。

二年前、大学生の頃に同じ大学を志望している高校2年生の女の子に英語を教えていました。
私が在籍していた学部、学科ともに志望されていたので、家庭教師をお願いするならぜひ同じ大学の現役学生にしてもらいたいとう親御さんの希望があったそうです。
たまたま住んでいる場所も近くだったので、家庭教師会社から紹介してただいた後すぐに始めました。

教授科目は英語ですが、とにかくうちの大学の赤本で過去の入試問題をひたすらやりました。
それは私が受験勉強で使って何よりも役立った方法だったからです。
週に二回二時間の授業でしたが、次の授業までに必ず最低一つは過去問を終わらせておくことというのを宿題にしていました。

まだ高校二年生だったのもあり、長文が特に難しかったようで授業では重点的に長文問題を解きながら、解き方のコツを教えていました。
例えば長文を読み始める前に、まず問題にざっと目を通す。
長文内に同じ単語が出てきたら星マークを入れる、などです。

二年間頑張った甲斐あって、彼女は一般入試で見事現役で合格しました！
合格のニュースを聞いた時は、私も嬉しくて涙が出ました。

残念ながら彼女が入学した年、私は社会人だったので同じキャンパス内で過ごすことは出来ませんでしたが、出身大学の先輩、後輩として今もやり取りは続いています。