栃木県 宇都宮市の

家庭教師アルバイト情報

私が某国立大学の学生だったときに、家庭教師のアルバイトをしていました。生徒は中学一年生と中学三年生の男子でした。
まず中学一年生の子には英語を教えていました。その子は英語が苦手で、ローマ字すら書けない状態でした。私はローマ字から丁寧に教え、その子に無理のないように、勉強嫌いにならないように配慮して指導しました。特に私は文型を繰り返し教えました。これが英語力を身につける上で肝となるからです。その子はとても素直な子で、私の説明を真面目に聞き、宿題もきちんとしてくれました。すると、学校の定期テストで 安定して9割前後得点できるようになりました。これは私の指導方針と、生徒の性格がマッチして、抜群の指導効果を生み出した成功例と言えます。
次に、中学三年生の高校受験生には社会科を指導しました。その子の学力レベルと、公立高校の試験問題の難易度から最適だと考えたテキスト、問題集を使って、基本を繰り返し教えることに注力しました。しかし、その子は終始私の説明を聞き流すような態度でした。そのうち、学力に見合わず難易度の高い講義を求めて塾に通いました。そして私は家庭教師から外れました。すると、案の定その子は第一志望の公立高校には合格できませんでした。私はその子に指導方針をきちんと伝えなかったために生徒のニーズとのミスマッチが生まれ、良い結果にならなかったのだと考えています。これは私の失敗談です。

私は塾のアルバイト講師を辞めた後、母親の知人の中学2年生の息子（仮にA君と置く）の家庭教師をしていました。
担当科目は英語で、週に1回、1時間半教えていました。勉強を教えるという部分では塾講師も家庭教師も同じですが、大きな違いが2つありました。

1つ目は、事前情報が少ないということです。
塾の場合、入る前に面談や学力テストがあり、生徒の性格やどの程度の学力なのかが事前にわかりますが、家庭教師の場合、母親からの情報しかないので、1回授業をしてみるまで、A君の学力が全くわかりませんでした。
ちなみにA君は単語力がかなり不足していました。

2つ目は時間帯に変更があるということです。
塾だと、時間が厳密に決まっています。
しかし、家庭教師の場合、生徒に決定権にあるので、水曜日だったはずが、部活が大変だから、今週は金曜日に変更など、急な変更が起きます。
困ったときもありましたが、テスト前は、助かりました。

月曜日が英語のテストの時、塾は日曜日が閉まっていて授業が不可能でしたが、家庭教師は家でできるので、日曜日に単語の最終チェックをしました。
実際、その甲斐あって、点数が上がりました。

このように2つの違いに最初はとまどいましたが、徐々に慣れていきました。
前述したとおり、A君は英単語が全然書けなかったので、しつこく書かせて、単語力を補強していきました。
その結果、半年でテストの点数を25点あげることができました。