千葉県 松戸市の

家庭教師アルバイト情報

私は今は個別塾講師をしているのですが、大学時代にしていた家庭教師のアルバイトを思い返すと、その子に合った指導方法ができていたかなと振り返ることがあります。今の仕事も前のアルバイトも「個別」なので、その子その子に合ったやり方で勉強を補助できます。当時は初めてだったこともあり、比較対象がない中でやっていました。性格としては大人しく、素直に勉強に向き合う子でしたが、苦手科目の成績は低かったです。今ではどうしたら良いのかを知っているだけに、あの時もっとこうすれば良かった、ああすれば良かったという思いが出てきます。今、これから家庭教師をしようと思っている人にアドバイスできることがあるとすれば、まずは勉強よりもその子のことを知ることが大切だと思っています。明るく話しかけてくれるタイプの子ばかりではないので、静かな子ほど、回数を重ねるにつれてどういう子かを少しでもわかればいいなと思います。自己表現が少ないと、教えたところがわかったかわかっていないかをこちらが判断しなければならなくなります。だから様子を見るという洞察力がかなり養われた気がしました。元気すぎて無駄話ばかりな子もそれはそれで困りますが、静かな子もある意味手がかかります。

私は大学の時に、中学1年生の女子生徒さんと、中学3生の女子生徒さんの2人の家庭教師をしていました。
中学1年生の女子生徒さんは、中学生になってからの勉強がむずかしくなったから、みてもらいたいということで、基本は、数学と英語を教えていました。

基本は学校の課題や宿題を教えるだけで良かったので、その面では楽でしたが、その女子生徒さんは、私とおしゃべりがしたいようだったので、勉強をやる気にさせるのがたいへんでした。
適度に学校であったことなどを尋ねながら、勉強する気持ちにさせなければならないのですが、そのさじ加減が難しかったです。

もう１人の生徒さんは、中学3年生だったので、希望の高校に入れるように指導してほしいという具体的な要望がありました。
その生徒さんは、わりと真面目に勉強してくれるので、助かりました。

いっしょに参考書や問題集を買いに行き、今の生徒さんの実力より、少し難しめのものを選びました。
私は、少し頑張れば問題が解けるという経験を重ねて、自信を持ってもらいたいと思っていました。
私の指導が良かったかどうかは分かりませんが、その女子生徒さんは見事に希望の高校に入学できました。

私は、親御さんから、お礼を言われて、その女子生徒さんのうれしそうな顔を見た時、初めて、家庭教師の仕事をするやりがいを感じ、ほっと胸をなでおろしました。
私にとっては、勉強のやる気を起こさせる方が難しかったです。