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大学別コラム
悪徳家庭教師会社(ブラック会社)に注意
家庭教師の派遣会社の中には、個人情報を悪用する・賃金を支払わない等の悪行を行う悪徳会社(ブラック会社)が多く存在しています。世の中にはどの業界にも悪徳会社と呼ばれる会社が存在しているものですが、中でも家庭教師業界はとりわけ悪徳会社の数が多いことが特徴です。
この特集では、実際に起きた被害事例を元に、具体的にどのような悪徳会社が存在するのかをご紹介していきます。悪徳会社の中には、賃金を払わないなど先生に被害を及ぼす会社と、高額な教材を売りつけるなど生徒のご家庭に被害を及ぼす会社があります。後者は先生に直接的な被害は及ばないものの、そのような会社で働くことで、悪徳会社の悪事の片棒を担ぐことになってしまいます。
アルバイトを始めるにあたって悪徳会社を選んでしまわない為にも、事前に悪徳会社の事例や特徴について知り、家庭教師選びの際の参考にしていただければ幸いです。
【悪徳会社その1】個人情報を悪用する会社
アルバイトを申し込んだ人の個人情報を悪用し、様々なトラブルを引き起こすタイプの家庭教師会社です。
例えば、許可なく大学構内に入り込み「家庭教師アルバイトの仮登録」と称して大量の個人情報を入手し、電話番号や住所、メールアドレス等を不正利用したりします。
よくある事例としては、以下のようなものが挙げられます。
<事例1-1>
登録した覚えがない会社から電話がかかってくる。
<事例1-2>
身に覚えのない請求が届く。
<事例1-3>
DMや迷惑メールが大量に届く。
これらは登録した情報が売られ、複数の会社で使い回しされている為に起こります。自分の大切な個人情報を守るためにも、むやみに軽い気持ちで登録など行わず、しっかりと下調べを行った上で、信頼できる家庭教師会社に登録するようにするのが良いでしょう。
【悪徳会社その2】退職する際に脅す会社
退職希望時に、様々な理由をつけて脅す会社も存在します。例えば、以下の様な事例が報告されています。
<事例2-1>
「契約上途中退職できない」といって無理やり仕事を続けさせる。
<事例2-2>
退職をするなら違約金を払ってもらうと脅す。
<事例2-3>
「退職をきっかけに生徒の親とトラブルが生じたら責任を取ってもらう」などと脅す。
このようなトラブルを防ぐために、面接や採用時には、雇用期間や退職時の取り決めなど細かい契約内容は必ず確認しておくようにしましょう。不明点があれば、その場で質問し、契約内容を明確にしておくと安心です。
【悪徳会社その3】ご家庭に高額な教材を売りつける会社
家庭教師業界に非常に多いのが、この『高額な教材を売りつける』タイプの悪徳会社です。アルバイトを行う人が教材を購入させられるわけではありませんが、ご家庭に高額教材を売りつけることを手伝わされ、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
実際にこのタイプの悪徳家庭教師会社を利用したご家庭からは、以下のような相談が消費者センターへ数多く寄せられています。
<事例3-1>
家庭教師の電話勧誘で約50万円の教材を購入させられた。
<事例3-2>
テキスト代約40万円を支払った3ヵ月後に家庭教師の会社が倒産したため返金をしてもらえない。
<事例3-3>
安い授業料だった為申し込んだが、授業料とは別に高額な教材を買わせられた。
上記はほんの一例ですが、他にも高額教材販売に関するトラブルは多数存在しています。先述の通り、このような教材販売会社にアルバイトを申し込んでしまうと、会社の指示で、アルバイトのあなたも生徒や生徒の親に無理やり高額教材を売りつけるようなことをさせられる可能性があります。その場合、教材販売に加担したとして、会社だけでなくあなた自身も訴えられるなど大きなトラブルに巻き込まれることになります。
教材販売絡みのトラブルに巻き込まれないためにも、アルバイト登録する前にその家庭教師会社が教材販売会社でないかどうか、調べておく必要があります。仮にホームページに『高額教材は販売しておりません』などの表記があっても、簡単に信用してはいけません。悪徳教材販売会社に騙されない為に、口コミ等で教材販売に関する悪評が無いか、過去に高額教材販売で行政処分を受けていないかなど、自分で調べられる範囲のことは調べておくのが良いでしょう。