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家庭教師のバイトに登録する際に参考となる情報を記載してありますので、お役立て下さい。
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大学別コラム
必ず知っておきたい!家庭教師バイトでのトラブル事例集
大学生の間で人気の高い家庭教師アルバイトですが、注意すべきポイントを認識していないと、保護者から思わぬクレームをつけられたり、 派遣会社との間で想定外のトラブルが生じてしまうことがあります。今回は、家庭教師アルバイトでしばしば生じるトラブルについて事例を挙げながら 説明していますので、家庭教師アルバイトをしたいという方は是非参考にしてください。
ご家庭とのトラブル事例
事例①:個人契約で、授業に関してクレームをつけられる
半年前から、個人契約で家庭教師アルバイトをしているが、生徒の成績が上がらないことを理由に、親に文句を言われた。初めての家庭教師アルバイト
なので指導方法がよく分からず、改善できそうにも無いので正直辞めたいと思っているが、当初の契約が1年間であるため辞められない。
家庭教師アルバイトの個人契約は、仲介会社がいない分、時給が高いというメリットがありますが、上記のように、指導内容に関して直接クレームを
つけられやすいというデメリットがあります。また、契約を終了する場合に代わりの家庭教師が見つかりにくいため、辞めようと思ってもすぐに
辞められないという問題もあります。
家庭教師会社に登録している場合は、指導法やカリキュラム等で、家庭と直接もめるということはあまりありません。というのも、大手の家庭教師会社では
アルバイト講師の研修や、サポーターによるフォローが充実しておりますので、「指導方法が分からない」、「子どもの成績を伸ばせない」というような
悩みにもしっかりと応えてもらえます。また、保護者の方のクレームは本部が直接対応し、代わりの講師もすぐに派遣されるので、先生にとってもご家庭に
とってもフラストレーションが溜まりにくいシステムだと言えます。
したがって、家庭教師アルバイトが初めての方は、まずは家庭教師会社に登録して案件を紹介してもらうことをおすすめします。何かトラブルが起きたときに
バックアップしてくれる人がいれば安心ですし、自信を持って仕事に取り組むことができます。家庭教師の業務に慣れるまでは、家庭教師会社でフォローして
もらいながら経験を積むと良いかと思います。
事例②:身だしなみに関して、保護者の方にクレームをつけられる
私服でもOKだと思って、いつも素足にサンダルというラフな格好で行っていたら、会社の方に「家庭教師が靴下を履いてこず、不愉快」というクレームを
つけられてしまった。
保護者からのクレームで意外に多いのが、身だしなみに関することです。私服でもOKだからといって、特に服装に気を使わない先生もいますが、案外保護者の 方々は気にかけるもので、だらしない格好をしているからこの家庭教師は信用できないと思ってしまう親御さんもいるようです。家庭教師という職業において、 まずは生徒の保護者の信頼を得ることが重要ですので、不快感を与えない最低限の身だしなみは心がけましょう。なお、家庭教師アルバイトの理想的な 身だしなみに関しては、始める前に知っておきたい!家庭教師の服装と髪型で詳しく説明していますので、こちらを ご覧ください。
派遣会社とのトラブル事例
事例:ご家庭に個人契約を持ちかけたことがばれてしまった
○○家庭教師会社に登録して家庭教師アルバイトをしていたが、個人契約の方がもっと儲かるということを知って、担当していた家庭に個人契約をもちかけた。
そのことが家庭教師会社にばれてしまい、罰金を請求された。
派遣会社とのトラブルでよくあるのが、この「個人契約を結んだことがばれてしまう」ということです。仲介会社を通さない場合、中間マージンが無くなるため、
先生にとってもご家庭にとっても安くなるというメリットがあります。しかし、会社からの紹介だったにも関わらず、先生とご家庭が勝手に契約を結んでしまう
ことは業務妨害にあたり、判明した場合には違約金の支払いを求められたり、場合によっては訴訟を起こされることもあるようです。このような事態を避ける
ためにも、会社に無言で、担当していた家庭と個人契約するということは絶対にやめましょう。採用面接の際にも、禁止事項として「担当の生徒と勝手に個人契約を
結ぶ」ことが挙げられるかと思いますので、十分に注意してください。
もし、家庭教師会社に登録しているけれど、報酬の高い個人契約に変えたいと思うのであれば、担当している生徒とは関係の無いところで、個人契約で指導できる
生徒を見つけましょう。ネットでも家庭教師の個人契約案件紹介サイトがあります。そのようなサイトを利用したり、知人に紹介してもらうなどして、自分で生徒を
見つけるようにしましょう。
以上、家庭教師アルバイトでありがちなトラブルについて説明しました。高時給というメリットがある一方で、保護者や家庭教師会社に求められるものも大きく、
気を使うべきところを疎かにしていると思わぬトラブルにつながってしまうこともあります。家庭教師アルバイトを始める際には、上記の注意すべきポイントを
心に留めておいてください。